施政方針(令和3年3月定例会)

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「ふるさと三郷 みんながほほえむまちづくり」を推進

 
 三郷市議会令和3年3月定例会において、木津市長は令和3年度の施政方針を表明しました。その内容についてお知らせいたします。(令和3年3月1日)


はじめに

 
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、社会全体において、感染防止と社会経済活動の両立が求められる中、本市では、市民の安全を守り、地域経済の回復を図るため、議員各位のご理解を賜りながら、多くの独自施策を実施してまいりました。
 また、ワクチン接種につきましても、国の示すスケジュールに合わせて実施できるよう、現在、三郷市医師会をはじめ、関係機関と連携を図りながら準備を進めているところでございます。
 令和3年度につきましても、引き続き、新型コロナウイルス感染症対策を推進するとともに、「第5次三郷市総合計画」がスタートする年であることから、前期基本計画の重点テーマ『ふるさと三郷 みんながほほえむまちづくり』の実現に向け、最重点・重点施策事業に、『新たな日常の構築』『持続可能な拠点の形成』『多様性のある地域の確立』『質の高い教育と切れ目のない子育て支援の強化』の4つの項目を定めました。
 

令和3年度予算

 
 令和3年度の一般会計当初予算は、前年度比で1.2%、6億円の増加となる517億円を計上しております。
 市税につきましては、前年度から約5億4千万円、2.5%の減収となる約212億2千万円を見込んでおり、厳しい財政状況ではございますが、新型コロナウイルス感染症による危機を乗り越え、本市が持続可能な成長を続けるために、最重点・重点施策を中心に必要な予算を計上した結果、14年連続の増額、過去最高の予算額となりました。
 

「新たな日常の構築」への取り組み

 
 それでは最重点・重点施策につきまして、主な内容を申し上げます。
 まず、『新たな日常の構築』についてでございますが、「感染症に対する予防と対策の推進」では、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を、三郷市医師会をはじめ、関係機関と連携しながら、円滑に、かつ安全に実施いたします。あわせて、PCR検査費用の助成など、感染防止策を推進してまいります。
 「ICTの活用による新たな市民サービスの展開」では、電子図書館利用登録のオンライン化や、シルバー元気塾のオンライン講座・動画配信を実施するとともに、電子マネーによるキャッシュレス決済など、新型コロナウイルス感染症対策を講じながら、市民サービスの幅を広げる取り組みを検討いたします。
 「デジタル社会に向けた業務改善の推進」では、行政サービスの維持向上と効率的な業務遂行を図るため、AI、RPA、音声テキスト化など、デジタル技術導入の検討を進めてまいります。
 

持続可能な拠点の形成」への取り組み

 
 次に『持続可能な拠点の形成』についてでございますが、「災害に強いライフライン・インフラの整備事業」では、大場川下流排水機場のポンプ増強や下第二大場川の改修を進めるとともに、橋りょうの架け替え、下水道施設の老朽化対策、水道管の耐震化、県水を市内へ直接配水するための直送管整備に取り組みます。
 「市内の拠点及び公共施設等整備推進事業」では、三郷北部地区土地区画整理組合へ支援を行い、事業促進を図るとともに、南部拠点につきましては、防災やコミュニティ機能を備えた施設整備に向け、検討を進めてまいります。
また、老朽化が進んでいる一般廃棄物不燃物処理場につきましては、整備に向けて、計画地の測量や生活環境影響調査を実施してまいります。
 「(仮称)三郷流山橋の早期整備及びスマートIC整備事業」では、常磐自動車道三郷料金所スマートインターチェンジについて、昨年10月、東京方面の利用も可能となるフルインター化が国により事業採択されたことから、アクセス道路の用地取得など、必要な道路整備に取り組んでまいります。
 「市内交通ネットワーク検討と都市計画道路整備事業」では、MaaSの概念を取り入れた快適な移動サービスの検討を進めるとともに、都市計画道路 駒形線、新和高須線の整備に取り組んでまいります。
 「地域の防災・災害対応力醸成事業」では、地域の防災力強化と水害への意識向上を図るため、「まちなか」に浸水情報を標示する「まるごと まちごと ハザードマップ」を導入するとともに、地域防災の拠点となります消防団機械器具置場を整備いたします。また、災害発生時に、民間事業者から専門的知識や資器材提供の協力が得られるよう、災害協定の締結を積極的に進めてまいります。
 「脱炭素社会形成に向けた環境配慮行動推進事業」では、住宅への太陽光パネルや蓄電池などの設置補助、公共施設のLED化、公用車のエコカー導入などを推進してまいります。


多様性のある地域の確立」への取り組み

 
 次に、『多様性のある地域の確立』についてでございますが、「ホストタウン推進事業」では、本市がギリシャ共和国のホストタウンとして取り組んでまいりました、スポーツ、文化、教育などの交流を引き続き推進するとともに、7月に予定しておりますギリシャ共和国陸上競技連盟の事前キャンプ、7月7日の聖火リレー、そして、7月23日に開会いたします東京2020大会を市一丸となって盛り上げるため、関連イベントを実施し、気運醸成を図ってまいります。
 「市制施行50周年記念推進事業」では、来年の市制施行50周年を、まちを挙げて祝うことができるよう、市民参加型の企画を検討するなど、準備を進めてまいります。
 「みさと団地エリア多世代交流複合施設整備事業」では、公共施設跡地に、幅広い年代の交流と、文化的な活動支援を目的とする「三郷市多世代交流複合施設」の整備を進めてまいります。
 「地域資源を活かした観光・スポーツ構築事業」では、スポーツ、食、農業、娯楽などの地域資源と健康を結び付けた都市型ヘルスツーリズムを展開してまいります。また、アスパラガスや枝豆などの新特産品産出支援、観光農園・即売所ガイドを活用した本市農業のPR、地場野菜の流通促進などに取り組みます。さらには、三郷市陸上競技場などの運動施設において、スポーツ教室やイベントを開催し、三郷からトップアスリートの輩出を目指してまいります。
 「地域で支え合ういきいき生活事業」では、糖尿病の重症化を予防するため、未受診者や受診中断者への受診勧奨を行うとともに、重症化リスクの高い方へ保健指導を実施します。また、高齢者が健康で自立した生活を続けることができるよう、認知症対策やフレイル対策を推進してまいります。
 「日本一の読書のまち推進事業」では、応援団長である柳田邦男先生にご支援をいただきながら、子どもから高齢者まで、すべての市民を対象とする読書活動の更なる推進を図ってまりいます。また、市の読書活動を支える「ふれあいブックサポーター」の養成、気軽に本と親しめる「ふれあい文庫」の増設、昨年導入しました「ふれあいブックワゴン」を活用した読書事業を展開いたします。

質の高い教育と切れ目のない子育て支援の強化」への取り組み

 
 次に、『質の高い教育と切れ目のない子育て支援の強化』についてでございますが、「妊娠期から子育て期にわたるサポート事業」では、聴覚障がいの早期発見・早期療育を図るため、すべての新生児が聴覚スクリーニング検査を実施することができるよう、検査費用を助成いたします。また、産後に支援を必要とする母子に対し、産科医療機関での宿泊による心身ケアや、授乳指導をはじめとする育児サポートを行うなど、安心して育児ができるよう、支援体制の充実を図ります。さらには、親子交流の場である、つどいの広場「ばんびサロン」については、開催時間を拡充いたします。
 「安心して子どもを預けられる環境の整備」では、今年度に開園した保育施設5園と、来年度に開園予定の小規模保育施設3園を含む民間保育施設26園への運営支援を行います。また、送迎保育バスの購入費用を補助し、送迎保育事業の拡充を図ることにより、子どもを預ける保護者の利便性向上や、預かり先の確保へと繋げてまいります。
 「教育環境の充実整備事業」では、校舎の長寿命化に向けて、中学校の改修を進めるとともに、学校小規模化の解消に向けては、学校統合等の検討を行ってまいります。
また、北中学校と彦成小学校に、学校運営協議会を試行的に設置し、「地域とともにある学校」の実現を目指してまいります。
 「グローバル社会と情報社会に適応できる人材の育成事業」では、英語検定料の補助を行い、児童・生徒の英語力向上を図ることにより、グローバル社会において活躍できる人材育成を目指すとともに、小・中学校に整備したICT機器を活用し、学習活動の質の向上を図ります。

むすびに

 以上、令和3年度における、市政運営の基本的な考え方と施策の概要を申し上げました。
 今後におきましても、常にスピード感を持ち、市民感覚と経営感覚を大切にしながら、「第5次三郷市総合計画」の各施策を着実に実施し、「ふるさと三郷 みんながほほえむまちづくり」を推進してまいります。新年度におきましても、議員各位のご理解とご協力を切にお願い申し上げ、令和3年度の施政方針といたします。