認知症サポーターキャラバン
平成16年12月に「痴呆」を「認知症」に改め、これを契機として厚生労働省では、みんなで認知症の人とその家族を支え、誰もが暮らしやすい地域を作っていく運動「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」構想を、平成17年度にスタートさせ、認知症に対する偏見や誤解をなくすとともに、認知症になっても尊厳を持って地域で暮らし続ける事ができるよう、事業を展開しています。
これを受け、三郷市においても認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを進めるため、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を支援する「認知症サポーター」の養成を進めています。
※認知症サポーターキャラバンについてはこちら
みなさんも認知症サポーターになりませんか?
認知症サポーター養成講座を受講したいかたはこちら → 団体向け ・ 個人向け
「認知症サポーター」とは?
認知症について、正しい知識を持ち、認知症の人や家族を応援するボランティアです。日常生活の中で認知症の人と出会ったときに、認知症を理解することで、その人の尊厳を損なうことなく、適切な対応をすることが、認知症の人と認知症の人を介護する家族の支えになります。
サポーターの役割は?
認知症サポーターは、何かを特別にやってもらうものではありません。認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者になってもらいます。そのうえで、自分のできる範囲で活動してもらいます。
例えば、友人や家族にその知識を伝える、隣人あるいは商店・交通機関等、街で働く人として手助けする等、活動内容は人それぞれです。
認知症サポーターとなるには?
認知症サポーターになるためには、「認知症サポーター養成講座」を受講していただきます。この講座を受講した人を「認知症サポーター」と称し、シンボルグッズである「オレンジリング」をお渡しします。

養成講座とは?
町内会、学校、商店街、職場、有志の集まり等に講師が出向いて、認知症についての勉強会を行います。
この講座は認知症の介護の方法を学ぶものではなく、認知症について正しく理解していただくための講座です。
認知症サポーター養成講座は、標準テキストに基づいてDVD上映を交えた90分程度で行われます。
認知症についてよく知りたい、街中で困っている認知症の人を手助けしたい、というかたならどなたでも受講できます。
認知症サポーター養成講座の内容については、こちらの資料をご参考ください。
認知症サポーター養成講座教材内容「認知症を学び地域で支えよう」三郷市版 |
ダウンロード |
※三郷市のキャラバンメイトのかたで、資料を使用したいかたは地域包括係までご連絡ください。
講師は?
認知症サポーター養成講座の講師の資格を有する「キャラバン・メイト」が講師になります。
キャラバン・メイト」とは、専門の研修を受講し、認知症に対する正しい知識と具体的な対応方法等を市民に伝える講師役であり、習得した知識や体験等を市民に伝え、「認知症サポーター」を養成する人です。
認知症サポーター養成講座を開催するには?
1 団体で開催するには
10名以上の参加が見込まれる団体からの依頼を受けて、サポーター養成講座を実施します。会場は三郷市内となります。人数の上限はありません。(例 町会、自治会、地区サロン、ご友人同士でも構いません。)
日時、会場等が決まりましたらふくし総合支援課へお申込みください。
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介護のサービス事業所等の職員のみを対象とした認知症サポーター養成講座の開催は、「一般の住民等を対象としたものであることから、介護サービス事業者が従業者に対して実施する研修は、認知症サポーター養成講座として位置づけることはできない」とされていることから、開催の対象とはなりませんのでご注意ください。なお、事業所職員のみではなく、利用者の家族や地域住民等の参加の受け入れが可能であれば、認知症サポーター養成講座の開催を受け付けます。
講座の企画から実施まで |
1.開催日時を決めて会場を手配してください。可能であれば会場はDVD上映ができるところをご用意願います。 |
2.「受講申込書(ページ上方にある様式をご利用ください)」を開催希望日の45日前までに、ふくし総合支援課へ提出してください。 |
3.ふくし総合支援課がご希望の日時・会場で講師をすることのできるキャラバン・メイトを主催者にご紹介します。
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4.講座のプログラム決定。主催者とキャラバン・メイトで相談して決定します。 |
5.キャラバン・メイトが「開催計画書(ダウンロード)」をふくし総合支援課に提出します。 |
6.ふくし総合支援課で標準テキストとオレンジリングを用意し、講座で使用するDVDをキャラバン・メイトへお貸しします。
※独自の教材を作られる場合の教材費及び会場使用料等は主催者のご負担となります。
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7.講座開催
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8.キャラバン・メイトが「実施報告書(ダウンロード)」をふくし総合支援課に提出します。
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「実施報告書」は全国で集計して、サポーター数の把握をします。
講座実施時にアンケートの記載をお願いしておりますので、ご協力をお願いします。
2 個人で参加するには
1名から受講をご希望の場合は、各講座のお問い合わせ先(主催者)まで直接ご連絡ください。
開催日
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時間
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会場
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申込み先
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キャラバン・
メイトの見学
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令和元年5月24日(金) |
10:30~12:00 |
グループホームトラスト和
(上彦名127-1) |
地域包括支援センターひこなり北
048-950-6777 |
○ |
令和元年5月31日(金) |
10:00~11:30 |
三郷市役所 健康福祉会館 501・502会議室
(花和田638-1) |
三郷市ふくし総合支援課
048-930-7793 |
○ |
令和元年7月9日(火) |
10:00~11:30 |
三郷市文化会館 2階 中会議室
(早稲田5-4-1) |
地域包括支援センター早稲田
048-950-3201 |
○ |
令和元年8月29日(木) |
11:00~12:30 |
新みさと共同会館3階
(采女1-76) |
まいほーむ新みさと
048-950-3212 |
○
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令和元年9月12日(木) |
14:00~15:30 |
鷹野文化センター 2階 会議室
(鷹野4-70) |
地域包括支援センターしんわ
048-949-5522 |
○ |
令和元年11月7日(木) |
10:00~11:30 |
ピアラシティ交流センター 2階 会議室C
(泉2-35 ピアラシティ交流センター) |
地域包括支援センターひこなり北
048-950-6777 |
○ |
令和2年1月20日(月) |
14:00~15:30 |
瑞沼市民センター 2階 多目的室
(上彦名870) |
地域包括支援センターみずぬま
048-950-3322 |
○ |
令和2年3月13日(金) |
14:00~15:30 |
鷹野文化センター 2階 会議室
(鷹野4-70) |
地域包括支援センターみさと南
048-956-8813 |
○ |
※ 認知症サポーター養成講座は、原則として主催団体のメンバーを対象として開催しています。
ここでは、主催者が一般のかたも対象として開催する講座をご案内しています。
参加申込方法等詳細については、主催者にお問い合わせください。
※ 個人で認知症サポーター養成講座を受講することを想定したご案内です。
お知り合い10名以上でご参加される場合は、個別に講座を開催しますので、上記の手順によりお申込みください。
市内における「認知症サポーター養成講座」実施状況
三郷市認知症サポーター数 5,832名 【令和元年6月末現在】
(全国の状況はこちら)
〈平成29年7月20日〉三郷市消防署職員向け認知症サポーター養成講座を開催しました
〈平成29年10月24日・10月26日〉三郷市職員向け認知症サポーター養成講座を開催しました三郷市役所職員向け認知症サポーター養成講座を開催しました
〈平成29年10月30日〉吉川警察署認知症サポーター養成講座を開催しました
〈平成30年9月15日〉北中学校認知症サポーター養成講座を開催しました
関連リンク
・全国キャラバンメイト連絡協議会ホームページ
・認知症サポーター養成講座及びキャラバン・メイトについて(埼玉県ホームページ)
・認知症サポーターについて(厚生労働省ホームページ)