生活困窮者自立支援制度について
平成27年4月から生活困窮者自立支援法が施行され、生活にお困りのかたを支援する制度として、新しく「生活困窮者自立支援制度」が始まりました。
この制度は、生活困窮に至る前の段階から支援を行い、ご本人が持っている力を引き出しながら自立を目指すものです。専門の相談支援員が、生活や仕事、家族、健康のことなどの「お困りごと」を一緒に考え、ひとつずつ解決できるよう支援します。
【こんなこと、ありませんか?】
○生活に困っており、生活を立て直したい
○なかなか仕事が見つからない
○ずっと働いていないので、就職が不安
○働きたいが、失業して家賃を払えない
○家族のことで悩んでいる
○将来が不安
○引きこもりで悩んでいる
○どこに相談していいのか、わからない
・・・などの生活全般の「お困りごと」をご相談ください。
相談窓口では、一人ひとりの状況に合わせた支援プランを作成し、専門の相談支援員が一緒に寄り添いながら、他の専門機関と協力・連携して、あなたの「お困りごと」の解決に向けた支援を行います。
相 談 窓 口
【相談先】 ふくし総合相談室 自立相談支援担当
(健康福祉会館4階 エレベーターを降りた正面)
電 話 048-930-7823
7730
ファックス 048-953-8311
【窓口開設時間】 月曜~金曜 8:30~17:15(祝日・年末年始は除く)
相談・支援の流れ
(1)あなたの「お困りごと」について、お気軽にご相談ください。
・生活や仕事、家族、健康のことなど、あなたの抱えている「お困りごと」を相談支援員が
広く伺います。
・ご相談の内容によっては、適切な対応ができる専門機関へつなげます。
・何らかの理由で窓口にお越しいただけない場合は、ご自宅に訪問する事もできます。
(2)必要な支援が計画的に提供できるよう、自立に向けての支援プランを一緒に考えます
・相談支援員と一緒に、心配や悩み事の原因や問題を考えていきます。
・ご相談でお聞きした事をもとに問題をひとつずつ整理して、課題解決のための支援プランを考えます。
(3)さまざまな支援を組み合わせながら、一人ひとりの状況に合わせた支援プラン(自立支援プラン)を 一緒に組み立て、目標に向かって取り組みます
支援の内容
【 自立相談支援 ~自立のための相談支援~ 】
あなたの「お困りごと」ついて、どのような支援が必要かを一緒に考え、具体的な支援プランを作成し、寄り添いながら自立に向けた支援をします。
さまざまな問題を複合的に抱えた方へ、必要な支援を包括的・継続的に提供できるよう対応します。
【 住居確保給付金の支給 ~就職するための住居の維持・確保~ 】
退職や解雇により家賃の支払いにお困りの方や住む所を失ってしまった方に対して、就職に向けた活動を行う事を条件に、一定期間の家賃相当額(上限あり)を支給します。
<対象者例>
・離職・廃業から2年以内の方。
・会社都合の休業によって離職等と同程度の状況にある方。
・離職が原因で生活が困窮し、アルバイトなどで収入を得てもその状態が継続している方。
該当するか迷う際はこちらをご参照ください。
三郷市困窮窓口リーフレット.pdf
【 就職の支援 ~すぐに働きたい方への相談支援~ 】
すぐに仕事を始めたいけれど、なかなか見つからない方、しばらく仕事をしていないため就職活動が心配な方へ、相談支援員とハローワークとが連携して、一人ひとりの状況に合わせて一体的な支援をします。
【 家計改善支援 ~家計を再建するための支援~ 】
見通しを立てた生活費の計算が苦手、税金や保険料、公共料金が支払えず請求書がたまっている、借金やローンの返済があり生活のやりくりが大変など、家計に不安や悩みを抱えている方へ、家計管理について、一緒に考え支援します。
【 子どもの学習支援 ~困窮をくりかえさない支援~ 】
経済的な理由で、学習塾などに通うことが困難な中高生を対象として、学習教室の利用を支援します。
一人ひとりのペースに合わせた学習を提供するとともに、日常的な生活習慣、仲間と出会い活動できる居場所づくり、進学に関する支援、高校進学者の中退防止に関する支援等、子どもと保護者の双方に必要な支援を行います。