国内で麻しん(はしか)の感染事例が報告されています。
麻しんウイルスの感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症します。
【麻しんの症状】
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪症状が現れます。2-3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。肺炎・中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎を発症すると言われています。先進国であっても、1000人に1人の割合で亡くなられるかたがいます。
麻しんウイルスは空気感染するためワクチン接種が最も有効です。
麻しんの定期接種時期
1回目:生後12か月から生後24か月に至るまでの間にある者
2回目:年長児で5歳以上7歳未満の者
定期接種対象外で接種を希望するかたは、かかりつけ医と相談しましょう。
参考
世界の麻しん流行地域
麻しんについて(厚生労働省)
麻しんの予防接種に関する啓発リーフレット