健康推進課

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知っていますか?シックハウス症候群・化学物質過敏症

知っていますか?シックハウス症候群・化学物質過敏症

「シックハウス症候群」や「化学物質過敏症」という言葉を聞いたことがありますか?

・ シックハウス症候群
 住宅の新築や改築時に、化学物質を放散する建材・内装材等を使用することで、それらの化学物質により室内空気が汚染されます。住宅の高気密化もあり、室内空気の汚染がその空間で暮らす人々に様々な体調不良を引き起こしているという状況があります。これらを総称して「シックハウス症候群」と呼んでいます。

・ 化学物質過敏症
 非常に微量の薬物や化学物質の影響によって様々な体調不良を起こす状態。薬物や化学物質に対する個人の許容量を超えると様々な過敏症状が現れるとされています。皆さんが何気なく使用している物(殺虫剤、防虫剤、化粧品、整髪料、防水スプレーなど)にも化学物質は、多数含まれています。

・症状 
 主な症状として、頭痛、関節痛、筋肉痛、意欲の低下、疲労感、立ちくらみ、うつ、咳込み、息切れ、悪心、嘔吐、睡眠障害、月経異常、微熱、鼻血などの症状があります。この他にも個人によって様々な症状が起こります。

・ 予防方法
(1) 原因物質を避ける
 揮発性の有機化合物が多く使用されている家具は避けましょう。また殺虫剤なども必要量以上の使用は避けましょう。

(2) 十分に換気をしましょう
 最近の住宅は機密性が高く、発生した化学物質が室内に滞留してしまいます。1時間に1~2回5分程度空気の入れ替えを行うように心がけましょう。

(3) 体調管理をしましょう
 原因物質を完全に取り除くことは困難です。症状を防ぐために規則正しい生活を心がけていただき、ご自身の健康の保持増進に努めていただくことが大切です。
(厚生省長期慢性疾患総合研究事業アレルギー研究班「化学物質過敏症」~思いのほか身近な環境問題~H9年度発行参照)

報告


・ご協力をお願いします
 皆さんの周りにもこういった症状をお持ちのかたがいらっしゃるかもしれません。シックハウス症候群・化学物質過敏症のかたは、極めて微量の化学物質に敏感に反応します。皆さん一人一人がこういった症状に対して意識と理解を持って配慮していただくことが大切です。

<各種リンク>
シックハウスとは?
⇒埼玉県都市整備部住宅課 Tel:048-830-5562 
http://www.pref.saitama.lg.jp/A10/BH00/sickhouse/sickhouse/1/newpage1.html

シックハウス(対策・健康被害)に関する相談
⇒草加保健所 TEL:925-1551
保健所では室内空気の揮発性有機化合物の測定なども行っています。
http://www.pref.saitama.lg.jp/A04/BA21/hokenjo_top/yoshikawabunshitsu.html

化学物質過敏症の相談窓口
⇒特定非営利活動法人化学物質過敏症支援センター Tel:045-663-8546
(相談受付時間:水曜と金曜の10時~16時  相談料:無料)

化学物質安全対策室のホームページ
⇒厚生労働省医薬食品局審査管理課化学物質安全対策室  
   Tel:03-5253-1111 (内線2424)
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/seikatu/kagaku/index.html

身の回りの化学物質について
⇒環境省環境保健部環境安全課リスクコミュニケーション担当 
   Tel:03-3581-3351 (内線6356)
http://www.env.go.jp/chemi/communication/guide/index.html