消費生活に関する注意喚起

更新日:2025年07月25日

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「+」で始まる国際電話の詐欺に注意しましょう!

国際電話番号(+1や+44などから始まる番号)を利用した特殊詐欺被害が急増しています。また、国際電話でかかってくる詐欺的な電話に折り返しの電話をしてしまうことで、高額な通信料を請求されるトラブルもあります。

被害に遭わないために、国際電話番号からの電話を受けないための対策をしましょう。

電話の内容

事例1 警察官を騙った逮捕名目詐欺

携帯電話に「+1」からはじまる番号から着信があった。電話に出ると、△△警察署××を名乗り、「あなたの銀行口座が犯罪に利用されている。」「警察手帳をお見せします。今後は、ビデオ通話やSNSでやり取りをしましょう。」と言われSNSのアカウントを教えた。

ビデオ通話があり、警察手帳を提示され信用した。またSNS上でのやり取りでは、「あなたに逮捕状が出ている」「逮捕されないためには、口座のお金を調べる必要がある。」「ネットバンキングでお金を送金してください。」と言われ、焦って振り込んでしまった。

後日、確認のためSNSで連絡を取ったが、返信がない。△△警察署に電話し、確認をすると、警察官がSNSを使って連絡を取ったり、ビデオ通話・SNS上で警察手帳や逮捕状を提示したり送信したりすることはないと言われ、騙されたことを知った。

事例2 大手電話会社を騙った詐欺

固定電話に「+44」で始まる電話から着信があった。電話に出ると自動音声で「〇〇(大手電話会社)です。通信料の未納があります。」「詳細は1番を押してください。」と言われた。

1番を押すと担当が出て、「未納料金があるので法的手続きをとる。」と言われ、すぐ電話を切った。
身に覚えがないが心配だ。

対策

固定電話での対策

・常時留守番電話設定し、電話に出ない。

・+から始まる国際電話の利用を停止する。(申し込み無料)
国際電話は、必要な申込みをすれば停止することができます。
普段、外国と電話をする用がない方は、詐欺被害を防ぐため、この機会にお申込み
ください。
    詳細は、国際電話不取扱受付センター

WEBで申し込み:https://www.kokusai-teishi.com

電話で申し込み:0120-210-364(通話料無料)

また、電話に出てしまった場合は、安易に個人情報を教えず、必ず電話を切って、ご家族・警察に相談してください。

 

携帯電話(スマートフォン)での対策

・番号非通知からの電話には、応答しない。

・「+」から始まる国際電話番号からの電話には、応答しない。

・キャリアの着信拒否サービスを利用し、登録番号以外の電話を拒否する。

・相手の電話番号をWEBで検索し、詐欺が疑われる番号の場合、着信拒否をする。

不用品の訪問買い取り(訪問購入)トラブルにご注意ください。

不用品の訪問買取に注意!

1.訪問買い取り(訪問購入)とは

訪問買い取りとは、消費者の自宅を購入業者が訪問し、物品を買い取ることです。「訪問購入」や「押し買い」と呼ばれることもあります。

消費生活センターでは、以下のような訪問買い取りトラブルに関する事例が寄せられています。

・不要な着物を買い取るという業者と、電話で訪問の約束をした。いざ来訪すると、「貴金属はないか」としつこく居座られた。
・不用品の買い取りに来た業者が「査定結果の連絡待ち」と言って、数時間帰らない。その間に「不要な貴金属はないか?」と聞かれ、安く買い取られてしまった。
・貴金属はないと伝えたら、大声で怒鳴られ怖い思いをした。

2.訪問買い取りトラブルへの対処

・「不用品を何でも買い取る」と言って、業者から電話があっても、安易に訪問を承諾しないようにしましょう。業者の目的は貴金属で、「何でも買い取る」というのは、来訪を承諾させるための手段です。

・突然来訪してきた事業者は家に入れないようにしましょう。

・訪問の約束をキャンセルしたいが、連絡先が分からない場合は、業者が来訪してきてもドアを開けず、インターホン越しにきっぱり査定を断りましょう。

・「不要な勧誘はきっぱり断る」「貴金属やブランド品などを、むやみに見せない、触らせない」ことが大事です。

・脅迫まがいの勧誘を受けた場合やトラブルになりそうな場合は、「警察に通報する」旨を伝え、それでも退去しない場合は、速やかに警察署に通報しましょう!

トラブルになった場合や不安がある場合は、消費生活センターに相談してください。

自転車に関する注意喚起について

自転車に関する消費者事故等の傾向について -乗車前の点検を確実に行いましょう!-

  今後の自転車の利用機会の増加等の可能性を踏まえ、自転車に関する消費者事故等の傾向を紹介するとともに、以下の点について注意を呼び掛けます。

詳しくは、消費者庁のホームページをご覧ください。

(1)乗車前には自転車に異常がないか点検しましょう。

 お使いの自転車及び付属品がリコール対象でないか確認し、対象であればすぐに使用を中止してください。
 ブレーキ、車輪、ペダルやチェーンの緩み、がたつきが大きな事故につながることがあります。
 乗る前に確認し、破損している部品がある、変な音がするなどの異常があれば販売店等に相談し、必要に応じて点検を受けましょう。
 また、ハンドルロック「一発二錠(注釈)」のケースが破損している場合は、すぐに自転車の使用を中止してください。

 (注釈)「一発二錠」とは、ハンドルロック(前錠)と後輪錠(サークロック)を組み合わせた錠前システムであり、後輪錠(サークロック)の施錠・開錠と連動してハンドルロック(前錠)も施錠・開錠します。

(2)子どもを乗せる場合には足が車輪に巻き込まれないよう、自転車の荷台に乗せてはいけません。

 また、子どもを前に抱っこして自転車に乗らないでください。
 大人用の自転車の荷台に子どもを乗せて走行中に、車輪に子どもの足が巻き込まれ、骨折などのけがをする事故が発生しています。幼児用座席を使用する場合も、金属製の足乗せ部が度重なる使用により破損して同様の事故が発生し、リコールされている製品もあります。お持ちの製品を確認してください。

(3)「自転車安全利用五則」を守りましょう。また、万が一の事故に備えて自転車損害賠償責任保険等に加入しましょう。

  • 自転車は、車道が原則、歩道は例外
  • 車道は左側を通行
  • 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
  • 安全ルールを守る
    • 飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
    • 夜間はライトを点灯
    • 交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
  • 子どもはヘルメットを着用
     自転車乗車中に相手にけがをさせてしまった場合に備えて「自転車損害賠償責任保険等」へ忘れずに加入しましょう。また、自分自身のけがに備えて全ての世代でヘルメットを着用するとともに、「傷害保険」に加入しましょう。お住まいの地域によって、条例により自転車損害賠償責任保険等への加入が義務化されている地域があります。

この記事に関するお問い合わせ先

生活安全課
〒341-8501 埼玉県三郷市花和田648番地1
交通安全係 電話番号:048-930-7720
くらし安心係 電話番号:048-930-7724
消費生活センター 電話番号:048-930-7725
ファックス:048-953-7115
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