エコドライブを心がけましょう

更新日:2023年08月21日

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1.エコドライブがなぜ必要なの?

 地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)の日本の年間排出量はおよそ12億2700万トン、そのうち自家用乗用車が排出する量は1億12万トンもあります【国土交通省 運輸部門における二酸化炭素排出量より 2015年】。こうした状況から、私たちは二酸化炭素(CO2)の排出を抑制するため、環境にやさしい行動・選択が求められています。

エコドライブとは…

 二酸化炭素(CO2)や排出ガスを減らすために、環境に配慮して車を運転することです。燃費の向上を心がけて運転することで、燃料の節約などの様々なメリットがあるだけでなく、地球温暖化防止にも効果があります。

「エコドライブ、ふんわりアクセルを踏めば、温暖化にブレーキがかかる。」海外の女性が車の窓から外を眺めている写真
水色の矢印の中に白抜きで「COOL CHOICE」、水色で「未来のために、いま選ぼう。」と書かれたCOOL CHOICEのロゴマーク

 環境のことを考えて、以下の10項目を1つからでも実践し、エコドライバーを目指しましょう!

2.エコドライブの方法

1.ふんわりアクセル「eスタート」

 アクセルはゆっくり踏み込んで発進しましょう。最初の5秒間で時速20キロメートルが目安です。
 約10%の燃費が改善し、事故防止にもつながります。

2.加減速の少ない運転

 前の車との距離をしっかりとあけて、一定の速度での走行を心がけましょう。
 車間距離が短くなると、ムダな加速・減速のが多くなり、市街地では約2%、郊外では約6%の燃費が悪化します。

3.早めにアクセルを離そう

 前もって停止位置が分かったら、早めにアクセルを離しましょう。
 エンジンブレーキを活用すると燃費が約2%改善します。

4.エアコンの使用を控えめに

 エアコンは車内を冷却・除湿する機能です。暖房のみが必要な場合はスイッチOFFにしましょう。
 例えば、車内の温度設定を外気と同じ25℃に設定した場合、スイッチONにしたままだと約12%燃費が悪化します。

5.アイドリングストップ

 10分間のアイドリングで、130cc程度の燃料を消費します。
 待ち合わせや荷物の積み下ろしの際の駐車時にはアイドリングを止めましょう。

6.自分の燃費を把握しよう

 自分の車の燃費把握を習慣化することで、自分のエコドライブ効果が実感できます。
 燃費計・エコドライブナビゲーション・ネットでの燃費管理などのエコドライブ支援機能を使うと便利です。

7.渋滞を避け、余裕を持って出発しよう

 道路交通情報や地図・カーナビを活用したり、時間に余裕を持って出発しましょう。
 渋滞を避ければ燃費と時間の節約になります。1時間の走行で10分間道に迷うと、約17%燃費が悪化します。

8.タイヤの空気圧をこまめにチェック

 タイヤの空気圧が適正値(50kpa)より不足すると、市街地で約2%、郊外で約4%燃費が悪化します。
 またエンジンオイルなど定期的に交換することでも燃費は改善します。

9.不要な荷物は積まずに走行

 100キログラムの荷物を乗せて走ると、約3%燃費が悪化します。
 運ぶ必要のない荷物は車からおろしましょう。

10.駐車場所に注意

 迷惑駐車はやめましょう。交通の妨げや渋滞は他の車の燃費悪化だけでなく、交通事故の原因にもなります。
 迷惑駐車の少ない道路は燃費の悪化を防ぎます。

3.普段の車の使い方についても考えてみよう

 「エコドライブ」以外にも環境に配慮した車の利用については様々な行動・選択があります。

  • 財布にも環境にもやさしいカーシェアリング(車を複数の個人で共有し、互いに利用すること)
  • 電車やバスなどの公共交通機関を使って、景色も楽しみながらCO2もシェア
  • ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車などのエコカーの購入
  • 天気の良い日の近場のお出かけには徒歩もしくは自転車を利用

 そのお出かけに車が本当に必要かどうかもしっかり考えましょう。

4.関連リンク

水色の矢印の中に白抜きで「COOL CHOICE」、水色で「未来のために、いま選ぼう。」と書かれたCOOL CHOICEのロゴマーク

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