熱中症対策として日傘を活用しましょう!

更新日:2023年06月30日

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気象庁の観測による埼玉県内の地上気温は、年々上昇してきています。これは、地球温暖化による気温上昇と都市化の進行に伴う都市ヒートアイランドの強化による気温上昇によるものと考えられています。

日差しが強い中、徒歩で移動される方向けに日傘の活用をしていただくため、実際に日傘を使うとどれほど違うのか実験してみました。

実験内容

日傘を差さない状態で1分間静止してから前頭部を計測し、日傘を差して1分間静止後、再計測します。(実験前の前頭部表面温度36.2℃)

計測日時

2020年7月2日 13時15分

気象データ(地域気象観測システム(アメダス))

  • 越谷観測所13時 温度:31.4℃、WBGT28.2℃(厳重警戒)
  • 熊谷観測所13時 湿度:56%

湿度は越谷観測所では計測していないため、熊谷観測所のデータを参考とします。

計測場所

三郷市役所 健康福祉会館駐車場(アスファルト)
地表温度:日陰 27.4℃、日なた38.4℃

実験結果

日なたで日傘を差さない状態で1分後、36.2℃から42.0℃まで上昇しました。(+5.8℃)
日傘を差してから1分後、42.0℃から36.9℃まで低下しました。(-5.1℃)

対策なしと左上に表示され、炎天下の駐車場で日傘を差さずに立つ男性。男性の頭上には静止した状態で1分間、36.2~42度、温度がプラス5.8度と表示された、2020年7月2日、三郷市での日傘使用実験の写真
日傘ありと左上に表示され、左の写真と同じ駐車場で日傘を差す男性。頭上には静止した状態で1分間、42~36.9度、温度がマイナス5.1度と表示された、2020年7月2日木曜日、三郷市での日傘使用実験の写真

コメント

今回は1分間と短い実験でしたが、日傘を差さずにいると直射日光が頭に当たり、長時間浴び続けるとめまいがしそうなほどの強い日差しでした。日傘を差すと日陰にいるような涼しさを感じ、普段から持ち歩いている雨天用の折り畳み傘をこの日傘(折り畳み日傘兼雨傘)に買い替えて、日差しの強い日に活用したいと思いました。
また、人が多い場所で日傘を使用する際は、傘の先端が周囲の人に当たらないように気をつけましょう。

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