119番通報の仕方

更新日:2023年06月30日

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119番通報の正しいかけ方について

「119番」は、火事・救助・救急など緊急のときに掛けてください。
最初に「火事」「救助」「救急」の種別を、引き続き住所・氏名・目標物・電話番号・状況等を落ち着いて、ハッキリと係員に伝えてください。火元からの火災通報の場合は、自分の身の安全を確保し、火や煙に巻かれて逃げ遅れることがないように充分注意してください。

携帯電話からの「119番」通報について

平成18年4月からは、市内から携帯電話で119番通報すると、直接、三郷市消防本部に掛かるようになります。 ただし、都県境や市町村境で電話を掛けると、中継するアンテナの位置の関係で三郷市消防本部以外につながる場合もあります。その場合は、管轄する消防本部へ転送されますので係員の指示に従ってください。 次のことに注意してください。

  1. 通報場所(発生場所)が「三郷市」であることをハッキリと伝えてください。
  2. 次に、前掲「119番通報の正しい掛け方」の要領で通報してください。
  3. 通報している場所が不明であったり電波の状態が不良のときは、近くの公衆電話又は一般電話から掛け直してください。

119番の由来

なぜ、消防署への緊急通報が119番になったのか皆様はご存じでしょうか?

1926年(大正15年・昭和元年)に自動交換方式(電話機が自動で接続してくれる方式)に代わり電話機にダイヤル式のものになりました。

ダイヤル式とは数字の書かれた穴に指を入れ、ストッパーといわれる爪まで回して指を離すと番号が認識される仕様の電話機のことです。この作業を繰り返し相手の電話番号を入力すると相手の電話に繋がりました。

このダイヤル式が導入された際に制定された消防用の緊急電話番号が「112番」でした。理由は単純に覚えやすく、ダイヤル番号からストッパーまで一番近い番号で緊急時にすぐ回せるようにとのことのようです。

ところが、1のダイヤルと、2のダイヤルが近すぎたせいで緊急時にかけ間違いが多く、正常に通報がなされない事案が多発しました。

そこで翌年の1927年に慌てていても意識して掛けられるように最後の番号を9に変えて「119番」が誕生しました。

現在ではダイヤル式の電話はほとんど見かけることがなくなりましたが、119番ができた当時にはその時代の工夫があったようです。

ちなみに日本で電話サービスが始まったのは1890年(明治23年)です。1890年から1926年まではまず電話局にかけて交換手に相手の電話番号を伝えたり、「火事だ!」など要件を伝えて手動で接続してもらっていました。

この記事に関するお問い合わせ先

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〒341-0038 埼玉県三郷市中央5-45-4
電話番号:048-952-1211 ファックス:048-952-5568
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