あすか・鳰の会【俳句】
市内で活動されているサークル・生涯学習団体をご紹介します
サークル・団体への入会、見学等をご希望される場合、岩野木老人福祉センターまでご連絡ください。
基本情報
団体メッセージ
俳句結社あすかの月刊誌「あすか」は、創刊主宰名取恩郷先生により昭和39年8月号を第1号として発刊されました。現在は後継主宰である野木桃花先生を中心に武良竜彦先生(小熊座)を講師に迎えて運営され、今年で創立61周年、最新号は通巻628号として、会員8名で、毎月第4日曜日、午後1時より三郷公園に隣接する高州地区文化センターにて句会を開いています。
結社「あすか」は「有季定型」を基盤とし、高次な抒情の中にドッキリ(感動の中心)、ハッキリ(独自の視点)、スッキリ(普遍的な感慨へ)と自己を表現したいと考えています。
- 句会の流れ
事前に6句を投句→全員の句をコピーして配布→選句→講評・添削→翌月の「あすか」誌、雑詠欄に5句掲載
赤子すこやか透きて五月の耳バラ色 思郷
不況来るか年逝く手摺黒光り
ちちよははよ冬の花火が見えますか 桃花
火に仕え水に仕えて昭和の日
川の音は弔辞か能登の春の雪 竜彦
難破船のごとき列島鳥帰る
子の主張聞きつ蚕豆茹であがる 菊子
天領の空澄み渡る紅枝垂 誠一
カンナ燃ゆ女ざかりはとうに過ぎ やすな
- 最近の句会作品から
身の丈に余る夏草日照雨 桃花
手料理は夏の香りをふんだんに 涼代
糸とんぼ風と遊びて遠出する アヤメ
旅の途次十薬茂る廃墟かな 新二
山吹や武士に差し出す花一輪 勲
猛暑日や猫は尻っぽで生返事 楓
就寝や守宮ガラスに張込中 綾子
夕立に逃げる場所なき裏通り 喜代子
サンダルを履ひて足指解き放つ 都子

令和5年に創刊60周年を迎えた記念号「永遠なる助走・あすか60年の軌跡」と最近の「あすか」誌

令和6年5月21日「令和6年度 あすか年度大会」KKRポートヒル横浜にて

「鳰の会」令和6年7月和気あいあいとした句会風景

令和5年11月高州地区文化センターにて開催された「高州フェスタ」に参加しました。

三郷市役所のバス停前にある安田誠一氏の句碑「天領の空澄み渡る紅枝垂」
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更新日:2024年09月26日