あすか・鳰の会【俳句】
市内で活動されているサークル・生涯学習団体をご紹介します
サークル・団体への入会、見学等をご希望される場合、岩野木老人福祉センターまでご連絡ください。
基本情報

団体ウェブサイト
団体メッセージ
俳句結社あすかの月刊誌「あすか」は、創刊主宰名取思郷先生により昭和39年8月号を第1号として発刊されました。現在は後継主宰である野木桃花先生を中心に武良竜彦先生(小熊座)を講師に迎えて運営され、今年で創立62周年、最新号は通巻639号となります。毎月第4日曜日、午後1時より高州地区文化センターにて句会を開いています。俳句は敷居が高いと思われている方、テレビではよく見るけれど…という方、大丈夫です。あっという間に俳句の虜になりますよ!
初めての方大歓迎です。体験は無料にて随時受け付けております。
「あすか」は「有季定型」を基盤として、高次な叙情の中に、ドッキリ、ハッキリ、スッキリと自己を表現したいと考えています。
ドッキリとは、自分らしい発見感動のことで、日々の生活の中で四季折々に出会う自然や人事など、全てのものに敏感に反応する素直な心。
ハッキリとは、余分な言葉を省き、単純化した句のことで、のびのびと自由に自己の表現が出来ている俳句。
スッキリとは、季語や切字 の働きを最大限に生かした定型の句で、表現は簡潔に、心情内容は深い俳句。
●句会の流れ
事前に6句を投句→全員の句をコピーして配布→選句→講評・添削→翌月の「あすか」誌、雑詠欄に5句掲載されます。
耳ふかく母の声棲む花擬宝珠 思郷
乙字忌の野へためらはず歩を伸ばす
*名取思郷句集 「花擬宝珠」より抜粋
はなびらを追ふ花びらの扉が開いて 桃花
体内の水がこぽりと木下闇
頴水に耳を洗ひて春に立つ 竜彦
初夏の天地水音響き合ふ
終戦日すいとんのみの昼餉かな 菊子
耕しの天に至りて雲を被る 誠一
塩ふって真夏の色を深くする やすな
胸反れば骨の髄まで祭好き 誠
*永遠なる助走「あすか60年の軌跡」より抜粋
行々子川を隔てて歌合戦 勲
●最近の句会から
夏帽を目深に被る独り旅 桃花
新じゃがを送りし姉はもういない 涼代
母の日はエプロンはずしハイヒール アヤメ
丘の上宇宙へつなぐ芝桜 新二
万緑や赤いサリーが翻る 楓
アマリリス背中合わせの双子なる 綾子
梅雨兆す予報聞きつつ米をとぐ 喜代子
菜の花の海に漕ぎ出すランドセル 都子

「あすか」は昭和39年8月号を第1号として発刊され、令和7年6月号が通巻639号となります。

令和7年5月31日 「令和7年度 あすか年度大会」KKRポートヒル横浜にて。

令和7年2月16日 「第8回 鳰の郷三郷 俳句大会」三郷市鷹野文化センターにて。

令和6年11月16日(土曜日)・17日 (日曜日) 「2025高州フェスタ」に参加して。

三郷市役所、バス亭前にある安田誠一氏の句碑「天領の空澄み渡る紅枝垂」
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更新日:2025年09月25日