大銀杏
大銀杏(おおいちょう)
三郷市彦糸に位置する安養院は、 山号(さんごう)を甘露山(かんろざん)と号する真言宗のお寺です。
安養院にある大銀杏の樹齢は約600年と言われています。
銀杏の実は、昔から厄除けの実とされていました。正月元日から三日間、近くに住む人々が境内に集まり家族の数だけ実を持ち帰り、これを食してその年の無事を祈願したといわれています。
山号とは
寺院名の上につける称号のことです。
かつては、多くの寺が山に建立され、所在地を表すために山の名前をつけたのが始まりです。


- 樹高:約10 メートル(文化財指定時の樹高は28メートル)
- 枝張:四方に5メートル
- 根回り:約6.5メートル
- 目通り:約4.6メートル

銀杏の実
住所
安養院境内 (彦糸1-10)
文化財指定日
昭和50年(1975年)2月19日 三郷市指定文化財(記念物)指定 安養院境内 (彦糸1-10)
銀杏を配布する袋

大銀杏を紹介する広報記事
昭和50年(1975年)4月 広報みさと 10面より抜粋

大銀杏と「#埼玉巨樹番付」
令和2年(2020年)、埼玉県教育委員会では、県内にある巨樹の写真をSNSアプリで投稿・投票するSNS参加型企画を実施しました。
対象巨樹として、安養院の大銀杏が選ばれ、112票獲得し、相撲の番付表にならい作成された「#埼玉巨樹番付」の「西 前頭(まえがしら)」になりました。
- 写真投稿期間:令和2年8月1日~9月30日
- 投票期間:令和2年8月1日~10月7日

埼玉巨樹番付については下記リンクをご覧ください。(埼玉県教育委員会文化資源課ホームページ)
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更新日:2023年06月30日