大銀杏

更新日:2023年06月30日

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大銀杏(おおいちょう)

 三郷市彦糸に位置する安養院は、 山号(さんごう)を甘露山(かんろざん)と号する真言宗のお寺です。
 安養院にある大銀杏の樹齢は約600年と言われています。
 銀杏の実は、昔から厄除けの実とされていました。正月元日から三日間、近くに住む人々が境内に集まり家族の数だけ実を持ち帰り、これを食してその年の無事を祈願したといわれています。

山号とは

 寺院名の上につける称号のことです。
 かつては、多くの寺が山に建立され、所在地を表すために山の名前をつけたのが始まりです。

下から見上げるように写した大銀杏の木の青々とした葉の隙間から太陽の光が照らしており、大銀杏の案内版が設置されいる写真
木の幹が太く緑の葉が茂っている大銀杏の樹木の写真
  • 樹高:約10 メートル(文化財指定時の樹高は28メートル)
  • 枝張:四方に5メートル
  • 根回り:約6.5メートル
  • 目通り:約4.6メートル
生い茂っている緑色の葉の下に丸い沢山の銀杏の実がなっている様子を下から見上げるようにアップで写した写真

 銀杏の実

住所

 安養院境内 (彦糸1-10)

文化財指定日

 昭和50年(1975年)2月19日 三郷市指定文化財(記念物)指定 安養院境内 (彦糸1-10)

銀杏を配布する袋

白い封筒の表に「樹齢600年 厄除 銀杏 」と文字などが書かれ大銀杏の絵が描かれている表面、身体健金厄災消除 日本一の大粒銀杏 と書かれ住所や電話番号などが書かれた裏面の写真

大銀杏を紹介する広報記事

 昭和50年(1975年)4月 広報みさと 10面より抜粋

市指定文化財 天然記念物 厄除銀杏について書かれた写真付きの広報記事の写真

大銀杏と「#埼玉巨樹番付」

 令和2年(2020年)、埼玉県教育委員会では、県内にある巨樹の写真をSNSアプリで投稿・投票するSNS参加型企画を実施しました。
 対象巨樹として、安養院の大銀杏が選ばれ、112票獲得し、相撲の番付表にならい作成された「#埼玉巨樹番付」の「西 前頭(まえがしら)」になりました。

  • 写真投稿期間:令和2年8月1日~9月30日
  • 投票期間:令和2年8月1日~10月7日
埼玉巨樹番付の写真

埼玉巨樹番付については下記リンクをご覧ください。(埼玉県教育委員会文化資源課ホームページ)

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課
〒341-8501 埼玉県三郷市花和田648番地1
生涯学習係 電話番号:048-930-7759 ファックス:048-953-1160
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