二郷半囃子・里神楽
江戸時代から伝わるお囃子(はやし)と神楽(かぐら)で、氏子(うじこ)の安全、疫病退散(えきびょうたいさん)、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願って行われます。
上口香取神社の祭礼では、当日の朝に神輿(みこし)・お囃子が神社から出て町内を廻(まわ)ります。 宿(やど)で休憩し、お囃子に乗って神楽を舞います。このように民家(宿)の中で神楽を上演する祭礼は、県内でも珍しいと言われています。
二郷半囃子・ 里神楽は、現在、二郷半囃子・里神楽保存会によって様々な機会で演奏・上演されており、広く市民に親しまれています。
宿(やど)とは
祭礼で祝宴をしたり休憩する際に、人々が集まり、もてなしなどをする家のことです。
当番制で、一年ごとに町内の家が交代して担当しています。
里神楽(さとかぐら)とは
宮中で奉納される御神楽(みかぐら)に対する言い方で、各地の神社や民間で伝承され、行われる神楽の総称です。
神楽の演目(一例)
- 恵比寿の鯛釣り
- 狐釣り
- 家造り
- 凧揚げ
里神楽の様子(演目:恵比寿の鯛釣り)


開催日
例年7月第2土曜日(上口香取神社祭礼)ほか
文化財指定日
昭和50年(1975年)2月19日 三郷市指定文化財(無形民俗)指定
里神楽衣装

(上口二郷半囃子里神楽保存会蔵)
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更新日:2023年06月30日