二郷半囃子・里神楽

更新日:2023年06月30日

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 江戸時代から伝わるお囃子(はやし)と神楽(かぐら)で、氏子(うじこ)の安全、疫病退散(えきびょうたいさん)、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願って行われます。

 上口香取神社の祭礼では、当日の朝に神輿(みこし)・お囃子が神社から出て町内を廻(まわ)ります。 宿(やど)で休憩し、お囃子に乗って神楽を舞います。このように民家(宿)の中で神楽を上演する祭礼は、県内でも珍しいと言われています。

 二郷半囃子・ 里神楽は、現在、二郷半囃子・里神楽保存会によって様々な機会で演奏・上演されており、広く市民に親しまれています。

宿(やど)とは

 祭礼で祝宴をしたり休憩する際に、人々が集まり、もてなしなどをする家のことです。

 当番制で、一年ごとに町内の家が交代して担当しています。

里神楽(さとかぐら)とは

 宮中で奉納される御神楽(みかぐら)に対する言い方で、各地の神社や民間で伝承され、行われる神楽の総称です。

神楽の演目(一例)

  • 恵比寿の鯛釣り
  • 狐釣り
  • 家造り
  • 凧揚げ

里神楽の様子(演目:恵比寿の鯛釣り)

恵比寿様のお面をかぶった人が釣り竿を持ち、釣り糸を持つ右側の男性とともに恵比寿の鯛釣りを演じる写真
松の木が描かれている垂れ幕の前で、恵比寿様のお面をかぶった人が釣り竿を持ち、左側の男性とともに恵比寿の鯛釣りを演じる写真

開催日

 例年7月第2土曜日(上口香取神社祭礼)ほか

文化財指定日

 昭和50年(1975年)2月19日 三郷市指定文化財(無形民俗)指定

里神楽衣装

右手に釣り竿、左手に赤い鯛を持ち、金色とえんじ色の豪華な里神楽衣装に身を包んだ人形の写真

 (上口二郷半囃子里神楽保存会蔵)

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