エムポックス(サル痘)の感染に注意しましょう

更新日:2023年06月30日

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令和5年5月26日に「サル痘」から「エムポックス」に感染症法上の名称が変更されました。

2022年5月以降、従前のエムポックス流行国への海外渡航歴のないエムポックス患者が世界各地で報告されていますが、2023年3月時点では全体の症例の報告数は減少傾向にあります。
国内では、2022年7月に1例目の患者が確認され、その後散発的に発生が報告されていましたが、2023年に入り患者の報告数が増加しています。

【Q.エムポックスはどんな病気ですか?】

●ウイルスによって感染する病気です。一般的には発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状がみられますが、多くの場合、数週間で自然に治ります。

●これまで主にアフリカ大陸で発生が報告されていましたが、2022年5月以降、欧米を中心に流行国へ渡航歴のないかたの感染事例が報告されています。 

 

【Q.どんな症状に注意すればよいですか?】

●体の部位に関係なく、発疹や水ぶくれがないか注意してください(特に顔、口、手足、肛門、性器、臀部(尻))での発生に注意が必要です)。

●その他、発熱・頭痛などの症状がみられる場合があります。

●水ぼうそうなどとの区別が難しいことがあります。

 

【Q.エムポックスはどのように感染しますか?】

人から人への感染はまれですが、主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れた場合(性的接触を含む)、患者と近くで対面し長時間の飛まつにさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合などにより感染します。 

 

【Q.エムポックスを疑う症状があった場合はどうすればよいですか?】

まずは、最寄りの医療機関に相談してください。受診の際には、マスクの着用や発疹部位をガーゼで覆うなど、感染防止対策をした上で受診してください。

 

<参考>

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