関東大震災100年特集「震災に備える」

更新日:2023年08月30日

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2023年関東大震災100年ロゴマーク

今年は甚大な被害が発生した関東大震災から、100年の節目の年です。

地震や津波などの自然災害は避けられませんが、過去の震災の教訓を生かし減災(被害を少しでも減らすこと)はできます。これを契機に、過去の震災を振り返り、今後の災害に備えましょう。

過去の大震災

関東大震災(大正12年9月1日)

死者・行方不明者約10万5千人

発生日9月1日が「防災の日」と定められており、災害対策の出発点となった未曾有の災害です。

犠牲になったかたの約9割が、地震後に発生した火災が原因で亡くなりました。

関東大震災の住宅全潰率および震度

詳しくは「関東大震災100年」 特設ページをご覧ください。

阪神・淡路大震災(平成7年1月17日)

死者・行方不明者約5,500人

犠牲になったかたの約7割が、建物の倒壊や家具の転倒が原因で亡くなりました。

東日本大震災(平成23年3月11日)

死者・行方不明者約1万8千人

犠牲になったかたの約9割が、地震による津波が原因で亡くなりました。

この震災では、東北及び関東地方を中心に大規模な通信障害が発生し、混乱が起こりました。

また、人だけではなく、多くのペットも被災しました。

いますぐ確認!減災チェック

火災の発生を防ぐ

地震による火災の多くは電気によるものです。

ブレーカーの設置場所を確認

停電時に停止していた電気製品が停電の解消により通電し、近くにあるものに火がつき火災になることがあります。

避難する場合は電気製品のプラグを抜き、必ずブレーカーを落としましょう

ブレーカーの位置は、「玄関、玄関収納庫内、台所、洗面所、脱衣所、トイレ」などを探してみてください。

詳しくはこちらをご覧ください。

  • 問い合わせ

       東京電力カスタマーセンター埼玉 0120(995)442

 

地震の揺れを受け自動的にブレーカーが落ちる「感震ブレーカー」の設置も検討しましょう。

ガスメーターの設置場所を確認

ガスの元栓及び屋外のガスメーターバブルを閉める

避難する場合はガスの元栓及び屋外にあるガスメーターバルブも閉めましょう。

ビルトインタイプはコンロの下に元栓があります。

LPガスの場合、容器バルブも閉めましょう。

ガスメーターの復帰方法
  1. 全てのガス機器を止める
  2. 復帰ボタンのキャップを外す
  3. 復帰ボタンをしっかり奥まで押し込み、ゆっくり離す
  4. ガスを使わないで3分待つ

詳しくはこちらをご覧ください。

  • 問い合わせ

        都市ガス 東京ガスネットワーク 0570(02)3388(ナビダイヤル)

        LPガス 契約販売店

自宅の安全対策

自宅の安全確保をすれば在宅避難ができるようになります。

家具の固定

家具の固定器具の一例

背の高い家具やテレビなどの家電を中心に、転倒防止器具を取り付けましょう。

 

万が一、家具が倒れたときのために、出入口の付近や寝室にはできるだけ家具を置かないようにしましょう。

詳しくはこちらをご覧ください。

災害時の連絡方法

171伝言ダイヤル

外出時の災害に備え、連絡方法を家族で事前に話し合いましょう。

災害用伝言ダイヤル、災害用伝言版~171を用いた安否確認・連絡~

災害時(震度6弱以上の地震など)にはNTTの伝言ダイヤルサービスが稼働します。

地震等の災害発生時に、被災地の方の安否を気遣う通話が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。

年間を通じて、体験利用できる機会があります。この機会に、体験利用をしてみませんか。災害時、まずは安否確認がスムーズにできるよう、ぜひ利用方法を覚えておきましょう。

体験利用提供日
毎月1日・15日 24時間
1月1日~3日 24時間
防災週間 8月30日~9月5日 午前9時から午後5時
防災とボランティア週間 1月15日~21日 午前9時から午後5時
提供条件
  • 伝言録音時間:30秒
  • 伝言保存期間:体験利用期間終了まで
  • 伝言蓄積数:ひとつの電話番号あたり20件

災害時の伝言サービスは、携帯電話各社が提供する専用アプリや「WEB171」など、文字情報を登録できるサービスもあります。

詳しくは、「わが家の防災マニュアルブック」をご覧ください。

ペットとの同行避難

ペットの同行避難

ペットが災害を乗り切るための危機管理も飼い主の責任です。

避難所でのルールを確認

  • 対象動物が決まっています。(犬や猫、ウサギ、ハムスター、鳥類などの比較的小型の動物)
  • ペットを飼養していない方も、避難所においては、以上の原則ルールのもとでペットを飼養している方が、ペットと共に避難してくることがあることをご理解ください。

詳しくは、災害時におけるペットとの同行避難についてをご確認ください。

マニュアルブックの確認

市内公共施設で防災マニュアルブックを無料配付しています。

わが家の防災マニュアルブック

わが家の防災マニュアルブック

減災につなげるための家庭での3つの備え(1.家具の転倒防止 2.水・食料の備蓄 3.災害用伝言サービス171の利用体験)を紹介しています。

 

避難地図を作成

いざという時のために避難場所の確認と経路を確認しましょう。

ハザードマップを使って危険箇所を確認

次の点に注意しながら避難地図を作ってみましょう
  • 自宅の位置を確認しましょう
  • 「揺れやすさマップ」を見て自宅付近の「揺れやすさ」を確認しましょう
  • 「建物倒壊危険度マップ」を見て自宅付近の「建物倒壊危険度」を確認しましょう
  • 避難場所を確認して、自宅との位置関係を調べましょう
わが家の避難地図

出典:三郷市地震ハザードマップ 21ページ

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理防災課
〒341-8501 埼玉県三郷市花和田648番地1
危機管理係 電話番号:048-930-7832
地域防災係 電話番号:048-952-1294
ファックス:048-952-6780
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