「こどもの居場所」「こども食堂」「フードパントリー」って何?

更新日:2024年04月01日

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子ども食堂イメージ画像

1.こどもの居場所

 

「家でも学校でもなく居場所と思えるような場所」のことです。

子どもの安全・安心を守るための最低限のルールを除き、こうあるべきといった固定概念はなく、運営者の創意工夫により多様な形で展開されています。

人とのつながりや教育・体験の機会を通じて子どもの自己肯定感を育み、コミュニティの再生などの役割も担っています。

 

2.こども食堂

 

「こどもの居場所」として、子どもが一人でも行くことのできる「無料」または「低額」の食堂です。どんな子どもも参加して、一緒に食事をしたりします。

子ども達のための、地域の食堂、コミュニケーションの場として、地域のボランティアが運営しています。

 

誰かと一緒に、食事をする

 

誰かと一緒に食事をすることは、子どもの健康や健康な食生活に良い影響をもたらすことが期待できます。

こども食堂は、家庭で一緒に食事をすることが難しい子どもにとって、貴重な「誰かと一緒に食事をする」機会となります。

 

無料または低価格なので、参加しやすい


こども食堂は、無料または安価で食事を提供しているので、誰でも気軽に参加しやすくなっています。

これは、子ども達の笑顔を願う、地域のボランティア、企業、団体の皆様の努力と協力によるものです。

 

地域の人と、つながる


こども食堂を利用する子ども同士、親同士、食事を提供してくれる人、食堂の運営に協力してくれる人たちのつながりを育みます。

様々な子どもや大人と接する機会が増えれば、子どもの社会性が育まれます。

地域にとっても、地域のつながりが強くなることは、防犯や地域活性化など、様々な面で可能性を秘めています。

ぜひ、地域の子ども食堂に、気軽に参加してみませんか?

 

▼ 三郷市内の「こどもの居場所」について、もっと詳しく見てみよう! ▼

 

→こどもの居場所 活動状況・お知らせへ

→こどもの居場所MAPへ

 

食品イメージ画像

 

 

3.「フードパントリー」って何?

 

何かしらの理由で食品を手に入れることが困難な人へ、直接無料で食品を配布する会やその行動のことをいいます。

主に、NPO法人や地域の実行委員会、ボランティアが運営しています。

 

食品ロスへの対応

 

フードパントリーの活動は、食品ロスを防ぐ観点からも注目をあびています。

食品ロスは、まだ食べられるのにも関わらず毎日捨てられている問題のことです。

何かしらの理由で廃棄せざるを得ない食品を、食べるものがなく困っている人へ届けることで、貧困問題と食品ロス問題を解決に導く役割を担っています

 

市内のフードパントリー

 

みさと子育て応援フードパントリー(非営利団体)

経済的困窮により、食料支援を必要としている個人、家族に直接、食品を無料で提供する活動をしています。

 

フードパントリーの配布対象

 

三郷市在住の子育て中ひとり親家庭や失業など経済的理由で十分な食事を取ることができない状況の方々を対象に支援します。

18以下を子育て中のご家庭で、以下をお持ちのかたなど。

  • 「ひとり親家庭等医療費受給者証」
  • 「児童扶養手当受給者証」
  • 保護者が「障害者手帳」をお持ちの家庭

 

フードパントリーの仕組み

 

フードバンクや地域に呼びかけた寄贈食品を、登録いただいた対象者に2カ月に1回程度無料配布します。

提供いただく企業にとっては、食品ロスや廃棄ロス削減、社会貢献活動として企業メリットがあります。

そして、食品廃棄削減が環境負荷低減にもなり困窮した子育て世帯への支援を地域全体で支える仕組みづくりが継続的な活動を構築します。

児童扶養手当の通知案内の裏面に「フードパントリー登録のお願い」を記載していますので、登録いただいた世帯にLINEや電話などで実施日と取引き場所をお知らせし、申込みいただいた世帯に食品をお渡ししています。

 

この記事に関するお問い合わせ先

こども政策課
〒341-8501 埼玉県三郷市花和田648番地1
電話番号:048-930-7816
ファックス:048-953-7093
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