令和4年度
令和5年3月(マンサク)
冬の寒さが和らぎ、春の訪れを感じ始めた中、マンサクが見頃を迎えています。
マンサクは、日本原産の落葉低木です。落葉後、葉よりも先に、ひも状のよじれた花弁の個性的な花を咲かせます。花は小さいですが、色が黄色く、ほかに咲いている花が少ないため、花が目立って見えます。
このように、マンサクはほかの木々に先駆けて開花することから、「まず咲く」という言葉が変化して、名前が付けられたと言われています。また、マンサクはたくさんの花をつけるので、作物の豊年満作を占う植物として古くから親しまれており、「満作」と名前が付いたとも言われています。
また、マンサクは花姿から、「ひらめき」という花言葉がつけられています。花びらが細い線型にカールしていて、パッとはじけた(ひらめいた)ように見えることが由来とされています。
個性的な花で早春を告げるマンサク。今年は寒さが長引いたせいか、3月初旬頃の開花となり、見頃の期間は限定的となりそうです。マンサクを見かけた際には、足を止め、ぜひじっくり観察してみてください。
マンサク
開花期:2月~3月頃


撮影場所:鳥の郷公園
令和5年1月(クロガネモチ)
新年が始まり、冬の寒さが一層厳しくなるとともに、草木の彩りが少ない季節となっておりますが、クロガネモチがたくさんの赤い実をつけています。
クロガネモチはモチノキ科の常緑高木で、楕円形で光沢のある濃い緑色の葉を茂らせます。
初夏の頃には、白く小さな花を咲かせますが、花は葉の陰で咲いており、主張が弱いです。
そのため、花よりも落花後につけるたくさんの赤い実の方が、濃い緑色の葉とのコントラストが際立っており、見応えがあります。
クロガネモチは雌雄異株の木で、花はどちらも咲きますが、実は雌株にしかなりません。
丈夫で育てやすく、庭木としても人気がありますが、実を楽しむ場合には雌株を植える必要があるので注意が必要です。
クロガネモチの「クロガネ(黒鉄)」という名は、葉の柄や若い枝が黒っぽいことからその名がついたと言われています。また、「クロガネモチ」という名が、語呂合わせで「苦労がなく、金持ち」などといったイメージにつながることから縁起の良い木とも言われています。
クロガネモチは、街路樹や公園樹としてもよく植えられていますので、新年の始まりとして、クロガネモチを探して見て縁起を担いでみてはいかがでしょうか。
クロガネモチ
開花期:5月~6月頃(観賞期:10月~1月頃)


撮影場所:ららシティくすのき公園
令和4年12月(パンジー)
師走を迎え冬の寒気が身にしみる頃となりましたが、パンジーが見事に咲き誇っています。
パンジーは耐寒性が高く、管理もしやすいことから、冬から春にかけて咲くお花として人気が高いです。
毎年たくさんの品種改良がなされており、花色はほとんどの色を網羅していると言われるほどです。
また、花の形についても、フリルのついたものやブロッチ(花の中央部の黒い部分)のあるもの、無地のものなど、さまざまな種類があります。
パンジーという名前は、フランス語のpanse(パンセ)に由来しており、panseは「考え」「思想」といった意味があります。少しうつむきがちに咲く花が「物思いにふける人」のように見えたことから、この名がつけられたと言われています。パンジーは、公共空間などさまざまな場所で植えられていますので、ぜひ「物思いにふける人」を連想しながら観察してみてください。
また、パンジーなどを植えている、市内の公共空間における花壇やプランターは、主に緑化推進団体(構成員:市民・団体・事業者)が管理をしています。令和4年12月9日(金曜日)~15日(木曜日)の一週間の間、ららぽーと内にある「ららほっとみさと」において、緑化推進団体の活動写真を「花いっぱい運動写真展」として展示していますので、ぜひ足を運んでみてください。
パンジー
開花期:11月~5月頃


撮影場所:鷹野三丁目付近
令和4年11月(サザンカ)
落ち葉が舞い散り、冬の訪れを身近に感じるようになってきた中、サザンカが見頃を迎えています。
サザンカは花の少ない冬の時期に開花する、貴重な樹木のひとつです。ツバキ科の小高木で、花色はピンクや白、濃ピンク、斑やぼかしがはいったものなど、園芸品種は300種を超えると言われています。
サザンカはツバキとよく似ていますが、ツバキの花が一般的に筒形なのに対し、サザンカの花は平開します。また、ツバキの花が花首から落ちるのに対し、サザンカの花は花弁が1枚ずつ落ちます。
他にも、花のない時期には葉の質によって、サザンカとツバキを見分けることができます。
山茶花(サザンカ)という名前は、ツバキ科の木が中国語で「山茶」、その花が「山茶花」と呼ばれていたことからつけられたと言われています。また、「山茶花(さんさか)」が誤記により「茶山花(ささんか)」になり、それが訛って『さざんか』になったとも言われています。
「山茶花」と表記されるくらいなので、香りがよく、新芽を製茶して飲むこともできるそうです。
サザンカの花を見かけた際には、冬の時期に数少ないその彩りだけでなく、ぜひ香りも楽しんでみてはいかがでしょうか。
サザンカ
開花期:10月中旬~4月頃


撮影場所:市役所
令和4年10月(ザクロ)
朝晩が涼しく、次第に秋を感じ始めるようになってきた中、ザクロの実が見頃を迎えています。
ザクロは初夏の頃になると花が咲き始めます。花は、オレンジ色の花びらを一重につけて咲く種類が一般的ですが、品種改良により、白い花をつける種類や八重咲きとなる種類など、品種が豊富に作られています。
そして、花が終わると、ようやく果実をつけ始めます。果実は、オレンジ色のボールのような形で、熟すと果皮が裂けて果肉が見えるようになります。
また、食用としてはさまざまな栄養素があることから、スーパーフードとして知られており、ストレスや疲労の緩和、むくみの改善、動脈硬化の予防などの効果があると言われています。
ザクロの種類は、大まかに分けると、花や果実を観賞用として楽しむことが目的の「花ザクロ」と、果実をつけて食べることが目的の「実ザクロ」の2つの種類があります。
公園に植えられているザクロは観賞用としての「花ザクロ」ですが、普段あまり見ることのない、ザクロの果実が木に実った貴重な姿をご覧になってみてはいかがでしょうか。
ザクロ
開花期:5月下旬~7月頃(観賞期:10月~11月頃)


撮影場所:中央一丁目公園
令和4年9月(ペチュニア)
耐暑性が高く、丈夫で開花期間の長いペチュニアが、厳しい残暑の中でも、花壇に彩りを添えています。
ペチュニアは、花姿がタバコの花に似ていることから、原産地であるブラジルのPetun(タバコ)が語源となりその名がつけられたと言われています。
また、和名の衝羽根朝顔(つくばねあさがお)は、花がアサガオに似ていること、ガクが羽根突きの羽根に似ていることが語源となったと言われています。
ペチュニアは江戸末期に伝来しましたが、当時は日本の気候での栽培が難しく、日本の気候に適応できるよう品種改良がなされたのは平成初期になってからです。そこから更なる品種改良が重ねられ、現在では、丈夫で育てやすいだけでなく、花色や花形、花の大きさなどもさまざまなペチュニアが生まれ、豊富なバリエーションから選ぶ楽しさも生まれています。
ガーデニングのきっかけやお庭に彩りを添えるお花として、自分のイメージに合ったペチュニアがきっと見つかると思いますので、お気に入りのペチュニアを見つけ、おうちで育ててみてはいかがでしょうか。
ペチュニア
開花期: 4月~10月頃


撮影場所:月の郷公園
令和4年7月(マリーゴールド)
記録的な猛暑に見舞われている今年の夏の暑さでも、マリーゴールドが元気の出るような明るい色の花を咲かせています。
マリーゴールドは聖母マリア(マリー)の祭日にいつも黄金(ゴールド)の花を咲かせていたことに由来し、その名がつけられたと言われています。
花色は、品種によっては白色、赤色などがありますが、名前の由来からもあるように、オレンジや黄色といった元気の出るような色が有名です。
耐暑性が強く、開花期間が長いだけでなく、花壇などに明るい印象を与えるとともに、お手入れの手間がほとんどかからないため、初心者向けの草花であり、人気があります。
公園の花壇や歩道沿いのプランターなど、さまざまなところでマリーゴールドは植えられていますので、夏の暑さが厳しいと感じたときには、マリーゴールドから元気をもらいましょう。
マリーゴールド
開花期: 4月~12月頃


撮影場所:下第二大場川沿い(戸ケ崎、寄巻付近)
令和4年6月(キンシバイ)
じめじめとした梅雨の時期に、鮮やかな黄色い花で元気をあたえてくれるキンシバイが見頃となりました。
キンシバイは中国原産のオトギリソウ科の半常緑低木で、漢字では「金糸梅」と書きます。
「金糸梅」という名は、金糸のような雄しべと、梅のような花の形から名づけられたと言われています。
金糸のような雄しべは約60本が一束となって計5束あり、梅のような花の形は厚手で光沢がある5枚の花弁が巴形に重なり合って生じます。
キンシバイの花は茎先に数輪の花がつくため開花時は華やかであることに加え、花がいっぺんには咲かないため、開花期が長いです。
梅雨時、初夏とそれぞれの季節で見るキンシバイを楽しんでみてください。
キンシバイ
開花期:6月~7月頃


撮影場所:インター南中央公園
令和4年5月(シイノキ)
令和4年4月29日(金曜日)に早稲田公園にて、『市制施行50周年記念「第30回春の花いっぱい運動」』を開催し、シイノキの記念植樹を行いました。
シイノキは、市制施行から2年後の、昭和49年5月3日に「三郷市の木」に制定されました。
温帯にも生息するブナ科の常緑高木で、実は食用、皮は染料や建築・燃料などに用いられている、人の暮らしと関りの深い樹木と言われています。
樹勢がよく、萌芽力もたいへん強い木で、すくすくと育ち、葉が密に茂っていきます。
早稲田公園にお立ち寄りの際には、時折、植樹を行ったシイノキをご覧いただき、樹勢のよい若木の成長を感じてみてください。
シイノキ
開花期:5月~6月頃

撮影場所:早稲田公園
令和4年4月(シバザクラ)
年度始めとなり、花の絨毯とも呼ばれるシバザクラが見頃となりました。
シバザクラは、芝生のように地面に広がり、桜のような花を咲かせることから、その名がつけられたと言われています。
そのため、“桜”のイメージから、ピンク色の印象が強いですが、品種改良が進み、近年では、白や紫、ブルー系などさまざまな色のシバザクラがあり、バラエティに富んでいます。
また、シバザクラは芝生のように地面に広がるため、グランドカバー(地面を覆う植物)として庭で育てられることも多いです。
グランドカバーは地面を覆うことで、土が露出せずに庭をよりきれいに演出することや、土の流出・乾燥の防止、雑草対策などに効果を発揮します。
鮮やかな色彩の花を楽しむことができ、グランドカバーとしての機能を備えるシバザクラ。
おうちのお庭で育ててみてはいかがでしょうか。
シバザクラ
開花期:4月~5月頃


撮影場所:さつき平一丁目
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更新日:2026年09月24日