子どもの定期予防接種
目次
予防接種とは
予防接種は、ワクチンを使って感染症に対する免疫を与えるもので、感染症にかからないようにする有効的な方法の一つです。
感染症は、ウイルスや細菌が体内に入り、増加することで発症する病気です。感染症は、重症化すると後遺症が残ることもあります。予防接種を受けて、お子さんや周りのかたの健康を守りましょう。
定期予防接種の実施方法と予診票等の発送
一人ひとりが健康状態の良いときに接種できるよう、全ての定期予防接種を市内指定医療機関で個別に接種を行っています。
出生や転入をされたかたには、予防接種を受けるとき、その日の健康状態などを記入する各予診票が綴られた「予防接種予診票綴り」や、予防接種について詳しく説明している「予防接種と子どもの健康」を次の日程で送付しています。予防接種の効果と副反応について、よく理解してから接種を受けましょう。
- ≪出生者≫ 生後1か月くらいに郵送
- ≪転入者≫ 転入手続き後、1か月くらいに郵送(すぐに接種を希望されるかたは、健康推進課までご連絡ください)
(注釈)二種混合ワクチンは小学5年生(11歳になる学年)に、個別通知をします。
(注釈)HPVワクチンは中学1年生(13歳になる学年)の女子に、個別通知をします。
予防接種の受け方
- ≪費用負担≫法律等で定められている接種期間内は公費で負担
- ≪持ち物≫ 予診票、母子健康手帳、健康保険被保険者証等(住所と年齢が確認できるもの)
- ≪接種場所≫ 市内指定医療機関(下記リンク参照)
市内指定医療機関によっては、予約制で実施しているところもあります。事前に電話等でご確認のうえ、医療機関に行くことをお勧めします。
「対象年齢」や「接種間隔」などのご質問は、直接、電話や健康診査時にお気軽にご相談ください。
(1)市内で接種ができない場合
里帰り出産や疾病などの特別な理由により、市内指定医療機関で接種ができない場合は、事前手続きをしないと定期接種の対象外(全額自己負担)となる場合があります。下記から手続き方法をご確認ください。
(注)不明な点がある場合は、必ず接種する前に健康推進課までご相談ください。
(2)事前手続き要否の確認方法
ア 県外で接種する場合
事前手続きが必要です。(3)へ
イ 県内で接種する場合
接種実施医療機関が埼玉県内相互乗入医療機関に該当するか確認する必要があります。埼玉県医師会ホームページよりご確認ください。
(ア)埼玉県内相互乗入医療機関の場合
事前手続きは不要で市内医療機関と同様に接種ができます。
ただし、三郷市の予診票を使用する必要があります。
(イ)埼玉県内相互乗入医療機関ではない場合
事前手続きが必要です。(3)へ
(3)事前手続き
ア 三郷市へ「予防接種依頼書交付申請書」の提出
提出方法は以下のいずれかになります。
- 健康推進課窓口 (書類発行期間:その場で発行)
- 電子申請(申請はこちら)(書類発行期間:1週間程度)
- 郵送 (書類発行期間:1~2週間程度)
(注)書類発行期間はあくまで目安です。お急ぎの場合は窓口へお越しください。
イ 医療機関あて依頼文の発行
内容審査後、三郷市から申請されたかたへ、医療機関あての依頼文を発行しますので、その書類を受領しましたら事前手続き完了となります。
(4)事前手続き後の流れ
ア 予防接種の実施
申請した医療機関へ事前手続きで発行された書類と三郷市様式の予診票を提出して予防接種を実施してください。なお、接種費用は医療機関窓口で全額お支払いください。
(注)申請された内容とは異なる場合、定期接種の対象外(全額自己負担)になります。
例:申請していない予防接種(接種回数)を実施する、医療機関が異なる等
イ 三郷市へ接種費用の請求(償還払い)
接種費用は医療機関で全額お支払いいただいた後、三郷市に請求書及び添付書類を提出していただくと、後日ご指定の口座に振り込まれます。なお、添付書類は下記の書類をご用意ください。
- 母子健康手帳の写し(氏名を記入している状態の表紙、予防接種の記録の全ページ)
- 領収書及び診療明細書(接種した予防接種の単価がわかるもの)
- 本人確認書類の写し、または請求書への押印(窓口では本人確認書類の掲示のみも可)
(注)請求金額の振込は、提出書類の内容確認後、2か月程度かかります。
予防接種についてのご注意
予防接種は、接種期間内に余裕をもって受けましょう。
接種期間間際に予約をした場合、お子さんの体調等により接種日がずれてしまい、接種期間内に接種できなくなる場合もあります。
法律等で定められている予防接種の種類
定期予防接種一覧をご覧ください。
令和7年度定期接種一覧 (PDFファイル: 529.6KB)
接種期間・間隔の考え方
接種期間について
例)令和2年1月15日生まれのお子さんの場合
四種混合 ⇒ 生後2か月から7歳6か月に至るまでの間
令和2年3月14日~令和9年7月14日まで(説明:2か月の前日~7歳6か月の前日までとなる。)
例)平成24年5月5日生まれのお子さんの場合
日本脳炎2期 ⇒ 9歳以上13歳未満
令和3年5月4日~令和7年5月4日まで(説明:9歳の誕生日の前日~13歳の前日までとなる。)
接種間隔について
例)四種混合1期初回の1回目を4月1日に接種した場合
2回目は ⇒ 20日から56日までの間隔をおいて
4月22日~5月28日までに接種(説明:1回目の接種後21日目~57日目までとなる。)
異なるワクチンの接種間隔

予防接種スケジュールについて
予防接種法に基づく定期の予防接種などについては、標準的な接種期間が定められています。乳幼児から学童期までの接種については、以下の厚生労働省が示す予防接種スケジュール(望ましい接種時期)の例を参考にし、かかりつけ医と相談しながら予防接種を進めましょう。
日本の予防接種スケジュール(NIID 国立感染症研究所のサイト)
三郷市では、一人ひとりのお子さんに合わせて予防接種のスケジュールを自動で作成し、接種日が近づくとメール等でお知らせをする『予防接種自動スケジューラー(かいつぶナビ)』を導入しています。スマートフォン・携帯電話・パソコンからご利用いただくことができます。
関連リンク
補足
- 定期予防接種:予防接種法で定められたもの
- 任意予防接種:予防接種法で定められていないもの
ビューワソフトのダウンロード
添付資料を見るためにはビューワソフトが必要な場合があります。
詳しくは下記のリンクをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康推進課
〒341-8501 埼玉県三郷市花和田648番地1
健康づくり係 電話番号:048-930-7771
地域保健係 電話番号:048-930-7772
健診予防係 電話番号:048-930-7773
ファックス:048-953-7096
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更新日:2025年04月01日